美肌の極み

基礎化粧品であれ、ベースメークの化粧品であれ、じつは化粧品の多くは、肌をボロボロにしているのです。

角層について

角層について

角層について

このエントリーをはてなブックマークに追加

皮膚には表皮や真皮のほかに、角層という層があります。

この角層は、表皮の表面部分、つまり皮膚の外側表面を覆っています。

また、この角層は死んだ表皮細胞の集合体で、角質細胞といわれています。

角層では、6角形、または5角形の角質細胞が10層ほどびっしりと重なり合っています。

角質細胞と角質細胞の間には脂性の「糊」があり、細胞同士をしっかり貼り合わせています。

この脂性の糊を細胞間脂質といい、保湿の重要な主役となります。

そして、細胞間脂質の主成分が、セラミドになります。

また、角層は「角質細胞+細胞間脂質」という層が何層も重なり合って形成されています。

それだけではなく、細胞間脂質の中を電子顕微鏡で覗くと、水、油、水、油といった2種類の性質の異なった材料から形成されているのです。

細胞間脂質が保湿の主役であるのも、この構造のためです。このように、角層は、「角質細胞+細胞間脂質」という構造と細胞間脂質の中の「水+油」による層との、二重構造になっているわけです。

この二重構造の角質がラップのように皮膚を覆って、乾燥などから皮膚を守る保湿膜として機能しているのです。

角層は皮膚の最前線で体内の水分の蒸発を防ぎ、外部からの化学物質や異物の侵入も防ぐ、きわめて強力なバリアとして機能しているのです。

 新陳代謝のしくみ

では、角層をつくる表皮細胞は、どのようにつくられているのでしょうか。

表皮の最下部に位置し、真皮との境の波状に入りくんだ部分が基底層になります。

その基底層には、母細胞とも呼ばれる基底細胞が並んでいて、そこでは常に細胞分裂が行われて、新しい表皮細胞が次々に生まれています。

表皮細胞は生まれて2週間程で角層のすぐ下まで辿りついて、そこで役目を終えます。しかし、皮膚の細胞は死んでからが「本番」なのです。

その後、角質細胞となって、保湿バリアとして大活躍するわけです。

その角質細胞もまた、下からやってくる新しい角質細胞によって徐々に押し上げられて、10日前後で最上部に到達します。

この間、バリア機能を担うまでに成熟した角質細胞は皮膚の表面で3~4日間、乾燥や外界の刺激から肌を守る役目を果たした後、垢となって剥がれ落ちます。

そうして、すぐ下に控えている角質細胞に役目をバトンタッチします。

さらに、任務を果たした角質細胞が最後に垢として落下したとき、そのシグナルは基底層に伝わって、新しい表皮細胞が1個生まれます。

ちなみに、皮膚表面が常に平らな状態を保てるのにはきちんとした理由があります。

1個落ちたら、1個生まれるというように、角質細胞と表皮細胞の増減が常にコントロールされているためです。

要するに、±0ということです。

このように、皮膚では常に細胞が生まれては死んで、新しい細胞と入れ替わっています。

これを皮膚の「新陳代謝」といいます。

新陳代謝によって、新鮮な細胞がいつも皮膚に供給され、その結果、私たちの皮膚は常に新鮮な状態に保たれているのです。


« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です