化粧品によって肌が荒れている人でも、一気にスパッとやめて水洗顔だけにする人もいれば、段階的に少しずつやめていく人もいます。
どちらの方法でもかまいませんので、ご自分の性格やライフスタイルに合わせてやめ方を選んでください。
しかし、段階的にやめていく場合でも、クレンジングは真っ先にやめてください。
クレンジングは、肌の健康の要でもあり、また保湿の要である自家保湿因子までひと拭きで落としてしまいます。
クレンジングを使い続けていては、間違いなく乾燥肌になります。
そして、次にやめなければならないのが、クリーム、そして乳液、美容液、化粧水と続きます。
また、一回につける化粧品の量を減らす方法も有効です。
肌の中に染み込まない程度、つまり肌の表面にちょっとつく程度の量にしておきます。
そして、つける頻度を一日おき、二日おき・・・と減らし、化粧品を使わない期間を延ばしていき、最後にはすべて中止するのです。
この場合も、化粧品をつけるときは、必ず手のひらに一度伸ばしてから、必要な部分にだけ押し付けにします。
くれぐれもべたつかない程度にしておきましょう。
また、スタートする時期はいつからでもかまいません。
例えば、冬は空気が乾燥していますし、また寒さのせいで皮膚の新陳代謝も低下しがちで、肌にとっては過酷な季節です。
そのような季節に化粧品を断つのは辛いけれど、1ヶ月辛抱すれば、必ず肌は落ち着いて潤ってきます。
思い立った日が吉日ともいうので、季節に関係なく、「やってみよう!」と思ったときこそが始め時です。 (さらに…)