コストダウン!

コストダウンを実践している多くの会社で成果に導いているのは、前向きに取り組む社員のアイデアが多いのです。

企業の使命

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企業の使命

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企業の絶対的使命は「存続」、すなわち「倒産しないこと」です。

生みの思いを込めて創業した会社の約3割が、創業1年未満で消えてしまうという結果も出ています。

会社の運営には、社員、顧客、取引業者など多くの人が関わっています。

いち企業の倒産は、そうした人々に多大な迷惑をかけるということです。

路頭に迷わせるだけでなく、人生をも狂わせることさえあります。

「今後どうなるか分からないけれど、とにかく始めてみよう」「倒産したら、その時考えよう」という考えは間違っています。

「倒産時は自分が責任を取れる範囲内で収まるようにする」「万が一、経営が続かなくなったら、どのような迷惑をどういう人たちにかけてしまうのか」ということを常に考えていなくてはなりません。

「会社がなぜ倒産するのか」について自信を持って答えられる人は少なく、社長や幹部職の人でも答えられない人がいます。

倒産する理由が分からなければ、存続する理由も当然分かりません。

倒産する理由はとてもシンプルで、「資金繰りができなくなった」の一言に尽きます。

「黒字倒産」という言葉を聞いたことはありませんか?

黒字という帳簿上の利益は会社にお金があり、資金が循環していることを意味しているわけではないのです。

会社にとって、お金は血液。

血液が回らなければ人間は死んでしまうように、お金が回らなくなった、または回る目処が立たなくなったら会社は倒産する。

それほどお金は会社・企業にとって大切なものなのです。

では、なぜ「黒字倒産」などが起きるのでしょう?

それは「出ていくお金は先々まではっきりしているが、入ってくるお金はなかなかはっきりしない」という点があります。

会社の利益は「売上経費」であり、企業に残るお金は「入金-出金」の残りです。

経費=出金は明確ですが、売上は入金と必ずしもイコールではありません。

帳簿上で数字(売上)を計上することができても、取引先が倒産した、支払い遅延が発生した、クレーム等で所定通りに支払ってもらえなかった、などで入金に至らないケースがあります。

言い換えれば、運転資金で見る限り売上計上段階では、まだその数字はお金ではないのです。

入金されて初めて使えるお金になるのです。

そもそも入金をもたらす売上とは、どこから来るのでしょう。

顧客がいなければ、入金どころか売上すらあり得ません。

売上とは「顧客数×顧客単価」。

だからこそ売上を伸ばすために、長く付き合ってもらえるように、また新しいお客様が増えるように努力しているのです。

世の中には実にさまざまなビジネスがあり、その先には多くの顧客が存在します。

中には当たり前のように、毎日途切れないお店やブランドがあるのも事実です。

ここで今一度考えてください。顧客がいることは当たり前ではないのです。

地震などの天災、何らかのシステム障害、想定外の事故や事象による悪評などが起こればどうなるでしょうか?

日々の努力もむなしく、一瞬でお客様がいなくなることは十二分にあり得るのです。

私たちは売上ゼロの可能性を忘れてはなりません。

そして、顧客がもたらしてくれる入金がなくなっても「支出だけは必ず存在する」ことも理解していなければならないのです。

お金を集める努力とともに、無駄なコストを精一杯減らして、コストダウンの努力をすることこそ、正しい経営姿勢なのです。


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