会社側から見た経費としては、社員の明細ベースの給与の他に、社会保険料の負担分というコストがあります。
いわゆる「直接人件費」です。
それを月間平均労働時間で割れば、「時間あたり単価」が出ます。
言い換えれば、社員1人あたり1時間稼働することでかかるコストです。
残業代カットが当たり前の時代、日々の業務は時間内に終わらせるのが理想です。
ところが会議などになると、ダラダラ時間をかけて挙げ句の果てに答えが出ないことがしばしば。
そこには参加者のコストがかかるだけでなく、会議室の電気代、企画書の用紙代、印刷代、飲み物代などがかかります。
ほとんどの会議は業務中に行われるため、顧客への営業活動という機会損失まで生まれるのです。
つまり、時間というコストを膨大に失っているのです。
それらのコストをかけても有益な会議がどれだけあるのでしょう。
結論が出ない会議ならしない方がマシ。
どうしても必要ならばあらかじめ資料と議題をメールで配信し、参加者に当日までに意見をまとめさせておきます。
会議では各自の意見やアイデアを発言させ、さらにそれらを膨らませていけばよいのです。
あらかじめ議題は知らされていますので、意見がないことはないでしょうし、考えてきているのですから他者の発言にもイメージがつきやすいでしょう。
会議は短く、適切な方法で行いましょう。
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