コストダウン!

コストダウンを実践している多くの会社で成果に導いているのは、前向きに取り組む社員のアイデアが多いのです。

コストダウン実現のためには

最初のコストダウン

最初のコストダウン

ウォーミングアップとして、初めは自分の周りでできる小さなコストダウンにチャレンジしてみましょう。

経営陣だけが考える大規模なものだけが経費削減ではありません。

自分の業務や部署で行うことも、立派な努力です。小さなことでもクリアしていくことで、「思ったより簡単だな」「みんなも喜んでくれている」と実感できます。

個人でできるコストダウン・その1

例えば、あなたの部署が営業部で、フロアには営業部の他に経理部のスタッフもいるとします。

営業部のスタッフは外出が多く、午後はほとんどいません。

それなのに、4機ある空調は全部電源が入っている状態です。

個人でできる改善として、最後に外出する人が営業部が使う空調機だけを切ることを習慣づけしたら――そんな細かいこと、と思うかもしれませんが、電力使用量を年間で見た場合、日中の5時間は電源を切ったとすると1日あたり約250円(機種、使用年数、電力会社によって差はある)のコストダウンになります。

1ヶ月(24日)で約6000円、夏と冬の計6ヶ月実施すれば約3万6000円も削減できます。 (さらに…)

コストダウンの失敗

コストダウンの失敗

参考として、コストダウンの失敗例についても紹介します。

例を元に、同じ轍を踏まないよう参考にしてください。

とある地方で、ガソリンスタンドを数店経営しているH社のコストダウン意識は強く、経営コンサルタントがお昼の1時に本社を訪問したところ、節電のためにオフィスの電灯は消されていました。

さらに、目のつくところに「節電」「時は金なり」といった張り紙があり、節約モードに満ち溢れていたそうです。

「これだけ経営陣がコストダウン意識を持っているのなら、経営も堅実にやっているのだろう」と思ったコンサルタントは、テナント料のコストダウンについて社長と契約を交わしました。

1ヶ月ほど経って、コンサルタントにH社長からクレームの電話が入りました。

「地主から『直接言ってくれればいいのに、代わりを使うとは水臭い』と文句を言われた」とのことでした。

H社が運営しているガソリンスタンドは、社長の知り合いの地主から借りている土地でした。

契約は社長からの相談で、代表取締役印もいただいた上のことだったのですが、結局依頼はキャンセルとなってしまいました。 (さらに…)

コストダウンの敵

コストダウンの敵

実際にコストダウンを進めていくと、理想通りに進まないことがあります。

初めて挑戦する時などはなおさらです。

ここではぶつかりやすい障害を挙げておきます。

○しがらみ

会社として多くの人間関係が生じている以上、これからは逃れられません。

具体的な例では、「テナントオーナーは社長の知人である」「自社設立時からコピー機は○○の営業所でリースしている」「広告やDMの発行先は大口顧客である」など、「付き合いがあるから」といった情的関係です。

コストダウンに限らず、しがらみに縛られ、ズルズルと現状を打開せずに負の遺産を持ち続けていることが多く見られます。

しがらみは、裏を返せば長い付き合いの証、取引の証、会社存続・発展の証ともいえます。 (さらに…)

ベースの考え方

ベースの考え方

お金に対する根本的な考えを固めておけば、コストダウンの方向性を間違いことはないはずです。

○足るを知る:

上を見ればきりがありません。

「お金は塩水のようなもので、飲むとまた欲しくなる」と言った人がいますが、まさにそのとおりです。

○1円を笑う者は1円に泣く:

1円を大切にできれば、些細な物事でも大切にできるようになるでしょう。

ものを大切にできるようになった人は、今まで以上に人を大切にできるようになります。 (さらに…)