実行のためのステップを踏み、コストの見直しができると判断できたとします。
営業部のAさんの料金を基に考えてみましょう。
彼の平均使用料は月1万円です。プランを見直すと8826円に削減できることが分かりました。
約15%の削減率になります。
これを営業部スタッフ10人で算出してみましょう。
大まかな数字を出すために削減率は10%とします。
月1万円の携帯料金として、1000円の削減×10人分×12ヶ月。つまり単純計算にして12万円のコストダウンです。 (さらに…)
携帯電話料金のコストダウンには、次のアプローチがあります。
(1)携帯電話番号が変わることも厭わないパターン
(2)他社携帯への移行を厭わないパターン
(3)現在の携帯会社のままでプランの最適化を図るパターン
削減効果は上げた順に高く、電話番号が変わっても問題ないのであれば、50%のコストダウンも夢ではありません。
(1)のパターンは通信会社(docomoかau)を、ソフトバンクモバイルかウィルコムに変えてしまうのです。
「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)ができるのでは」と思われるかもしれませんが、このパターンでは大型代理店が抱えている在庫品(既に携帯電話番号が付いている)を特別価格で新規契約するのです。
当然、これまでの電話番号は使えませんし、機種やカラーなどは最新式ではありません。
また、これまで使っていた携帯の情報が持ち出せない、解約手数料がかかるといったデメリットもあります。
しかし、10人の部署で電話料金が月額10万円だった場合、約5万円のコストダウンが考えられます。 (さらに…)