初めての役員・取締役入門

会社の所有者である株主ではなく、経営の専門家である「取締役」が株式会社の実際の事業を行うのです

監督権限

取締役の決定権限と監督権限

取締役の決定権限と監督権限

取締役会には、業務執行を行う取締役が法令や定款に違反する行為を行っていないかどうかを監督する義務があります。

また、取締役には、取締役会の構成員として他の取締役の業務執行を監督する義務があります。

取締役は、他の取締役が自らの職務権限を利用して不正行為を行ってる事実を発見した場合は、その事実を取締役会で報告して、不正を行った取締役から事実関係を確認し、違法行為があった場合はその責任を追及するなどの適性な監督を行わなくてはなりません。

この監督義務を怠ると取締役としての任務懈怠となり、会社に対して損害賠償責任を負うことになります。

つまり、取締役には互いの業務を監督し合う義務があるのです。

そこで、他の取締役の不正を見過ごした場合には、不正行為を行った役員と同様に損害賠償請求される可能性もあります。 (さらに…)