骨董品ビジネスを始めよう!

「道楽」は崩れた感じがしますが、「趣味」は人生の糧のようなもの。道楽に陥らない、骨董収集の手ほどきと、単なる趣味でなくビジネスに繋げる道筋を紹介していきます。

書画

書画

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「書画骨董」という言葉があるように、書画は骨董アイテムの中でも特に重要な位置を占めます。

骨董屋は普通、書画を扱う店と、陶磁器など工芸品を扱う店とに分かれています。

それぞれ専門知識が必要ですが、書画を商うにはさらに背景があり、全ての作品を取り扱うのは不可能です。

昔から有名無名の作家が書き続けている書画は作品数が天文学的で、だから書画を扱う店はそれぞれ時代や作家を限定して、専門の分野を絞っています。

書について

文字は時代ごとに作風が変化しており、古書はまずそこを鑑定します。

筆跡鑑定家などは、文字を見て書いた人の性格や心理状態まで分かるといいます。

奈良時代・天平期の字は唐代の文字に似ています。

遣唐使が持ち帰った教典などを参考にしたからでしょう。

この時代の文字はほとんど経文の断簡の形で残っています。

平安時代の書は、やや和風の書式に変化しています。

経文だけでなく歌切れなど、残された作品も多いです。

鎌倉時代に入ると、完全に和様化されています。

太く力強い書風が特徴です。

室町時代後期に入ると、文字のデザイン化が進み、古い書より読み辛くなってきて、江戸時代になるとさらにその傾向が強くなっています。

当て字や変体仮名が多用され、素人にはほとんど読めません。

ここでは古書の流れを汲んでいただければよいです。

オークションの出品物の真贋をどう読むかについて注意を払っていくからです。

書名や印のない作品については、出版物などから基準となるべき手本を画像で保存しておくとよいでしょう。

後世の模作は真筆と必ずどこか違いがあります。

オリジナル作品と、文字やはらい撥ねなどを丁寧に照合すれば、かつての古筆鑑定家より正確な答えが得られます。

江戸時代の鑑定家などの極めがついた物でも真贋は定かではありません。

これらの書は通常、落款や署名が書き込まれています。

出版物や展覧会など機会がある度に、情報を取り込んでおきましょう。

新しい照合技術ツールを自分で編み出すことが可能な時代に入っています。

専門家による鑑定はとても大事ですが、買った物をそこへ持ち込むまでには経費と長い道のりを辿らなければなりません。

限られた日時の中で買い付けをするネットオークションで、専門家に頼るわけにはいきません。

画(日本画)について

日本画は書と同じように膨大な数がネット上に出品されています。

骨董屋は無名作家や出自があやふやな品など、一山いくらというような買い方をします。

ほとんどが写しであったり、あまり価値のない作品だったりというのが多いです。

これらの絵を鑑定するのは、専門家でも難しいです。

専門家といっても、ある範囲(地域・時代・作家)を掘り下げているのであって、何でもこいというわけにはいかないからです。

日本画も書と同じように落款が押してあります。

そして作家自身がサインをしているので、オリジナルをパソコンに取り込んで資料としましょう。

絵画を取り扱うにはそれなりの知識を得るため、ある程度の努力が必要です。

その際、作家の数を絞り込んでおくことが大事です。

好きな作家を絞り込み、徹底的に画像を分析すれば自分の目も肥えてくるし、画像で真贋を見極めることも可能になります。そんな苦労をして宝物を落札したとしても、すぐには認められません。

もし、伊藤若冲や横山大観の作品を入手したとしても、決して高値はつきません。

洋画でも同じです。東京美術クラブなど専門の鑑定家に依頼し、鑑定書を取っておくことを薦めます。

準備が整えばネットオークションでもよいですが、大手のオークション会社または美術クラブへの出品を考えましょう

。専門家はよい顧客を持っていますから、優れた作品はかなりの高値でも買ってくれるでしょう。

説明を掻い摘むと、

  • 好きな作家を特定する
  • その画像とネットで検索した作品を照合し、真贋を見極める
  • 落札した物を鑑定家のところへ持ち込み、鑑定書をつけておく

ということになります。

成功すれば大きな利益が見込めます。

2、3年に1回当たれば十分で、宝くじより効率がよいはず。

オークションサイトを覗くのは無料ですので、骨董ハンターの楽しい旅ができます。

あのレオナルド・ダ・ヴィンチの作品でさえ、真贋の定かでない絵が未だ世の中に存在します。

世界中のコレクターやプロの目の前を通り過ぎていく絵画の特徴を掴んだ者だけが、巨大な利益を得られるのです。

ネット上に現れる作品をしっかり見定めなければなりません。

絵や彫像を扱うポイント
1.好きな作家を絞る2.画像を取り込む資料造りをする3.専門機関で鑑定を取る(作家名鑑の後ろに記載)

4.分からないものには手を出さない

5.インスピレーションを信じる

6.美術展には積極的に出かける


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