骨董品ビジネスを始めよう!

「道楽」は崩れた感じがしますが、「趣味」は人生の糧のようなもの。道楽に陥らない、骨董収集の手ほどきと、単なる趣味でなくビジネスに繋げる道筋を紹介していきます。

金工

金工

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骨董屋の屋号に「書画金石」と書いてある店があるように、金石は骨董の中でも重要なテーマです。

金石の金は、ほとんど中国の古銅器を指しています。

中国の古銅

代表は銅鏡です。

日本の美術館でも少し名のあるところはほとんど古鏡のコレクションを持っています。

戦前まで中国の古墳から出土する古鏡が日本に渡ってきており、割れたり変形したりしていても高値がついていました。

日本の古墳からも中国の古鏡が出土しており、そのルーツを辿る手立てとして、考古学に興味を持つ人々が古鏡に引きつられてきました。

邪馬台国の卑弥呼で有名な魏志倭人伝に出てくるのは三角縁神獣鏡です。

ネットには多くの中国古鏡が出品されています。良い物もあれば、コピーも数多いです。

ネットオークションに詳しい古鏡コレクターによれば、オリジナルは100枚に2、3枚あればいいという話です。

そのうち傷物や補修した物を除けは、落札しようと思う物は1%くらいだそうです。

中国各地で盗掘目的により古墳が荒らされるので、中国政府が規制をかけ、オークションハウスでの値段は随分落ちています。

しかし、逆張りという手もあります。

本来古鏡は陶磁より数が少なく、工芸的にも素晴らしいものです。

寝かせておけば人気が復活することもあるでしょう。

古銅の器

1980年代初め、中国大陸からそれまで美術館でしか見ることができなかった銅器が出現しました。

殷周時代の銅器、春秋戦国や漢の銅剣などの逸品が香港やマカオで商われ出しました。

銅器はヨーロッパやアメリカにコレクターも好むので、世界各地に運ばれました。

ところが、2000年代に入ると、価格が落ち着いているのに売れなくなりました。

骨董品は安くなると売れるという物ではなく、市場の雰囲気でコレクターの食指が動かなくなってしまうのです。

それに大量のコピーが出回り出しました。

錆や傷をつけ、オリジナルと寸分違わない、ルーペで拡大しても見分けがつかない、よくできた偽物です。

接着剤を振りかけ、土や錆をくっつける付け錆という技法も開発されました。

悪貨は良貨を駆逐して、古銅器の値段が下がり、コレクターに本歌の作品を薦めても興味を示してくれなくなったのです。

あまりにも投機的な売買は、骨董界では長続きしません。

西洋アンティーク

ネットオークションに水注やナイフ、フォーク、プレートなど有名メーカーの刻印が入った物があります。

材は錫や銀製が多く、長年使い込んでいる物はいい感じに育っています。

インテリアとしては使い込んだ物の方が味があります。

こんな物を集め、しゃれた感じの店で展示すれば、面白いビジネスとなるでしょう。

蚤の市で買うこともできますが、ネットオークションで仕入れた方が安いです。

このアイテムを取り扱うにはインテリアとしてどう用いるか、どんな使い方が楽しいかなど、ネットで記事を書き、積極的にアプローチすれば効果的です。

ガラスやコスチュームアクセサリーなども取り入れば女性客も取り込めます。

ただし、センスを磨かなければ自己満足に陥ることもあります。

金工のポイント
1.古鏡、古銅器の真贋は非常に難しい2.女性や設計事務所、インテリアコーディネーターにアピールできる店作り(ネットも含む)を心がける


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