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関節リウマチガイド〜関節リウマチを知る〜 

昔は、関節リウマチといえば「寝たきり」を連想した時代もありましたが、今は手術が発達して、最悪の場合でも自立できる状態に戻せるようになっています。
早く治療を始めれば、関節の機能を保ち、病気の進行を抑えることができます。

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関節リウマチの薬物療法

薬物療法のながれ

関節リウマチの痛みのうち、炎症による痛みと、増殖した滑膜による痛みを抑えるには、基本的に薬物療法を行います。



現在の薬物療法の中心的な薬剤には、抗リウマチ薬(DMARD)、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAID)、そして副腎皮質ホルモン薬(ステロイド)などがあります。

さらに最近では、生物学的製剤と呼ばれる製剤が使われるようになりました。

まず、抗リウマチ薬では関節リウマチの炎症を根幹の部分で抑えます。

それでも残ってくる腫れや痛みには非ステロイド性消炎鎮痛薬を用います。

そして長い治療経過中に起きる強い炎症のピーク期には、副腎皮質ホルモン薬を用いるのが原則です。

従来は副作用の少ない薬から用いて、効果が不十分のときには徐々に強い薬を用いるのが一般的でした。

近年では、まず切れ味の良い薬で抑えて徐々に長期間使える副作用の少ない薬に置き換えていくという方法を選ぶ医師も増えています。

関節リウマチの治療薬

非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAID)

NSAIDは、痛みと炎症を抑える即効性のある薬です。

関節リウマチの患者さんでは痛みが長く続くので、NSAIDを長期間服用する場合が多くなります。

この際、もっとも多い副作用である胃腸障害、特に胃・十二指腸潰瘍(NSAID潰瘍)に注意する必要があります。

これは口から飲まずに坐薬を用いても起きます。

胃腸障害を起こさない剤形状の工夫も進められましたが、やはり胃腸障害は大きな問題として残っています。

少し古いデータですが、日本リウマチ財団が1991年に行った調査があります。

NSAIDを服用している患者さんを胃カメラで調べると、62%の方に胃腸障害を認め、そのうち55%の方は自分自身では何の自覚症状もありませんでした。

このことから、NSAIDを使いすぎないように警告されました。

な最近では、胃腸障害の少ない新しいタイプのNSAIDも使われ始めています。

副腎皮質ホルモン薬(ステロイド)

ステロイドは少量で炎症を強力に抑えます。

炎症が激しい場合などに使用し、劇的に改善する効果がありますが、すぐにやめるとまた症状が出てくることがあります。

したがって、やめる際には徐々に量を減らしていく必要があります。

投与量の調整が難しい薬ですので、必ず医師の指示に従ってください。

抗リウマチ薬(DMARD)

DMARDは、炎症の原因である免疫異常に働きかけ、病気の進行自体を抑える薬です。

一般に効果があらわれるのは遅く、早くて1カ月、遅いと半年かかることもあります。

したがって、1カ月〜半年くらいの期間で効果の測定を行います。

効果がみられない場合は、他のDMARDに切り替えることもあります。

現在日本で使われているDMARDは11種類あります。

多くの場合、副作用は使い始めの数カ月の間に出てきますが、それ以降でも使い続けるうちに出ることもあるので、必ず医師の指示に従って服用してください。
日本で使用されているDMARD
一般名 商品名 投与方法
金チオリンゴ酸ナトリウム シオゾール 1回10〜15mgを筋肉注射
オーラノフィン リドーラ 1日6mgを2回に分服
ペニシラミン メタルカプターゼ 1日100〜300mgを内服
ブシラミン リマチル 1日100〜300mgを内服
ロベンザリットニナトリウム カルフェニール 1日240mgを3回に分服
サラゾスルファピリジン アザルフィジンEN 1日1gを2回に分服
アクタリット オークル/モーバー 1日300mgを3回に分服
メトトレキサート リウマトレックス 1週4〜8mgを2〜3回に分服
ミゾリビン ブレディニン 1日150mgを3回に分服
レフルノミド アラバ 最初の3日間は1日100mg、
以後1日10〜20mgを内服
タクロリムス プログラフ 1日3mgを1回夕食後に分服


生物学的製剤

生物学的製剤とは、最新のバイオテクノロジー技術を駆使して開発された新しい薬で、生物が生産した蛋白質を利用して作られています。

関節リウマチの炎症や痛み・腫れ、そして骨や軟骨などの関節破壊を引き起こす原因となる物質を抑えることにより、その効果を発揮します。

この生物学的製剤の登場により、関節リウマチの治療は大きく進歩しました。

現在、日本では4種類の生物学的製剤が使われています。

いずれも注射薬です。

インフリキシマブ、エタネルセプト、アダリムマブはTNFという物資るの働きを直接抑えるものですが、構造の違いから抗体製剤(インフリキシマブアダリムマブ)と受容体製剤(エタネルセプト)にわけられます。

トシリズマブは、インターロイキン(IL-6)という物質の働きを抑えます。

これまでのDMARDに比べ、生物学的製剤には非常に高い炎症抑制作用がありますが、投与中は特に肺炎結核などの感染症に注意が必要になります。

生物学的製剤の治療を開始するにあたっては、その必要性、効果、安全性、費用に関して医師と十分に相談することが大切です。
日本で使用されている生物学的製剤
一般名 商品名 投与方法
インフリキシマブ レミケード 1回3mg/kgを点滴静注、初夏投与後、2、6週に投与し、
以後8週間の間隔で投与。メトトレキサートを必ず併用する。
エタネルセプト エンブレル 10〜25mgを1日1回、週2回皮下注射(医師の判断があれば自己注射も可)。
メトトレキサートの併用は必要ないが、併用で効果が高まるとの報告もある。
アダリムマブ ヒュミラ 1回40mgを2週に1回皮下注射(医師の判断があれば自己注射も可)。
メトトレキサートの併用は必要ない。
トリシズマブ アクテムラ 1回8mg/kgを4週ごとに点滴静注。
メトトレキサートの併用は必要ない。

TNFとは
TNF(Tumor Necrosis Factor:腫瘍壊死因子)は、免疫機能や炎症反応に関係するサイカイン(活性因子)と呼ばれる物質の一種で、関節リウマチの炎症や痛み、腫れ、そして骨や軟骨などの関節破壊を引き起こす代表的な物質です。

関節リウマチの患者さんの関節内では、TNFが過剰に作られていることがわかっています。

漢方薬

関節リウマチに漢方薬が使用されることがありますが、治験により明確な効果が確認されているものはないようです。


その他の関節リウマチ治療

薬物療法以外の関節リウマチ治療が行われることがあります。

血漿交換

患者さんの血液から血漿を取り、健康な人の血漿あるいは血漿の代用液を体内に戻す方法

免疫吸着療法

血液を一旦外に循環させ、ろ過まやは吸着剤などを用いて異常な免疫物質を除き、きれいになった血液を元に戻す方法

白血球除去療法

免疫吸着療法と同様の方法で、白血球の一部を血液中から取り除く方法

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