ダイエットとは、「不要な脂肪を減らし、プロポーションのよいカラダをつくること」で、単に体重を減らすことではありません。
体重は、摂取したカロリーが消費したカロリーより少なければ減少しますが、重要なことは、脂肪をどうやって減らすかです。
脂肪は、「分解」「運搬」「燃焼」という3つの過程を経てエネルギーになります。
「分解」は、日常生活での運動量に左右されます。 (さらに…)
ダイエットとは、「不要な脂肪を減らし、プロポーションのよいカラダをつくること」で、単に体重を減らすことではありません。
体重は、摂取したカロリーが消費したカロリーより少なければ減少しますが、重要なことは、脂肪をどうやって減らすかです。
脂肪は、「分解」「運搬」「燃焼」という3つの過程を経てエネルギーになります。
「分解」は、日常生活での運動量に左右されます。 (さらに…)
ダイエットにはさまざまな方法があります。
なかでも、1日の総摂取カロリーは変えず、食事量のバランスを調整することで脂肪を減少させる方法が、アスリートの減量には効果的だといわれています。
一般的に食事の量は、朝より昼、昼より夜と増えていきますが、このダイエット方法では朝より昼、昼より夜と減らしていきます。
しかし、朝食で通常の夕食の量を食べることはかなり難しく、夕食を通常の朝食の量に減らすことにもストレスがかかります。
そこで、朝食には、フルーツ、シリアル、パン、ヨーグルト、プリン、無脂肪乳、野菜ジュースなどの、食欲があまり出ない朝でも食べやすい食材を用意します。
そして、これにプロテインを加えます。
プロテインはスポーツ選手の筋肉づくりのイメージが強いですが、上手に摂取すれば、朝食のグレードアップにも利用することが可能です。
果物に豊富に含まれる果糖も、エネルギーに変わるまでに時間がかかるので、腹持ちがよく、昼食まで間食をしなくてもすむという効果が期待できます。
ダイエットの第一歩は朝食の充実だといっても過言ではありません。
昼食は外食をする機会も多いので、極端に食事内容にこだわるとストレスになります。
そこで、昼食は基本は自由にしておき、外食の場合は、天丼のかわりに海鮮丼を選ぶ、揚げ物の衣を少しだけ外すなど、脂質を少し抑えるという意識だけを持つようにします。
自由に低脂肪のものが選べる回転ずしなどは外食には最適でしょう。
一方、ダイエット効果がどれだけ表れるかは、夕食の管理をどれだけ厳格に行うことができるかに左右されます。
しかし、実際にはつきあいや、仕事上での会食などもあるのではないでしょうか。 (さらに…)
人のカラダは常に環境に適用しようとするため、ダイエットによる食事制限を続けていると、やがて摂取エネルギーの少ないことに対応したカラダに変わってしまい、代謝を落として消費エネルギーを減らすようになります。
しかし、これはダイエットにとって好ましくない状態です。
そこで、ダイエット中でも週に1回、好きなものを食べることで代謝を上げます。
これをチート(騙す)といいます。 (さらに…)
トレーニングをしているのに、筋肉が大きくならないという悩みをよく耳にします。
もし、トレーニングの内容に問題がないのであれば、「栄養」に問題があるかもしれません。
まず、壊れた筋繊維に確実に栄養を送り込むために、トレーニング後1時間以内にプロテインを飲むようにします。
すでにプロテインを利用して、ハードなトレーニングをしている人は、デキストリンなどの糖質入りのプロテインを少し多めに飲むと効果的です。
糖質とプロテインの比率は4対1が理想的といわれているので、普通のプロテインをオレンジジュースやスポーツドリンクで溶かしたり、プロテインの摂取といっしょにバナナを食べてもよいでしょう。 (さらに…)
タンパク質を構成する20種類のうち、体内で合成できないため食事やサプリメントからしか摂取できないリジン、ロイシン、フェニルアラニン、バリン、トレオニン(スレオニン)、イソロイシン、メチオニン、ヒスチジン、トリプトファンの9種類を必須アミノ酸と呼びます。
必須アミノ酸は、肉、魚、乳製品、卵などに含まれるタンパク質が体内で分解され生成されます。
必須アミノ酸は9種類すべてが必要で、このうち1つでも欠けると、残りの8種類の効果が激減してしまいます。
つまり、9種類のアミノ酸がそれぞれバランスよく摂取されてはじめて効果を発揮するのです。
そこで、総合アミノ酸を購入する際には、9種類が入っているかどうかを基準に選ぶとよいでしょう。 (さらに…)
尿酸値が高い人は、極端な高重量でのウエイトトレーニングなどは避け、有酸素運動中心のトレーニングに取り組んだ方がよいでしょう。
無酸素の状態で大量のエネルギーを消費することで細胞を破壊し、そこからプリン体を生成するからです。
筋力アップを目指してトレーニングをする場合でも、高重量ではなく、回数やフォームを重視した方法で行うべきでしょう。 (さらに…)
サプリメントは、その人に合った種類、タイミング、量を摂取することで効果を引き出すことができます。
しかし、あくまでも食品なので、効果や効能はダイレクトに表現できないため、続けられない人も多いようです。
サプリメントを続けるためには、摂取する目的を明確にして、なぜそれが自分に必要なのかを考えることが重要です。
プロテインなどの味がまずくて続けられないという人は、おいしく飲めるように、牛乳やオレンジジュースで溶かすなどの工夫をしてみるとよいでしょう。
最近のプロテインは味もかなりよくなっており、チョコレートやフルーツなどのフレーバーがついているものも多くあります。
「このサプリメントは自分のカラダの一部に変わっているのだ」というイメージを持って摂取することも、長く続けるコツといえるでしょう。 (さらに…)
食品であるサプリメントは、使用している素材によっては、通常の食事同様にアレルギー反応の原因となる場合があります。
大豆や乳などのアレルギーの原因となる主な原料は、パッケージ裏面に表示する規則になっているので、購入時に確認するとよいでしょう。
一方、アレルギーの原因物質はさまざまなので、すべてが表示されているわけではありません。
また、普段はアレルギーの症状が出なくても、体調や疲労により反応してしまう場合もあります。
そこで、もしもアレルギーの症状が現れた場合は、原因として考えられるものをすべて中止して、そこからひとつひとつ確認したほうがよいでしょう。
また、原因はサプリメントだけとは限らないので、その日の食事の内容や体調なども含めて検討する必要もあります。 (さらに…)
人は確実に年をとりますが、老化を遅らせることは可能です。
人間は、エネルギーの代謝のために酸素がないと生きていくことができません。
呼吸をすることにより酸素が体内に吸収され、赤血球を介して体内細胞に運搬されます。
この酸素を用いて、細胞内で糖分や脂肪を燃焼させ、エネルギーを発生させます。
そして、ここで使用された酸素の約2%は活性酸素になります。
活性酸素は生体内の細菌に対して殺菌や消毒といった働きをするというカラダにとってよい側面と、体内の正常な細胞を酸化させて傷つけてしまうという悪い側面を持ちあわせています。
さらに、不飽和脂肪酸に覆われている細胞の膜にあたる部分も酸化させてしまい、これが老化や生活習慣病の原因であるといわれています。
体内の活性酸素は、大気汚染、紫外線、喫煙、飲酒などの生活環境や、加齢、運動など身体的環境によって増加します。
また、加齢によって活性酸素が増加する原因は、人間が体内でつくることができる活性酸素消去酵素(S.O.D)が20歳をピークに減少することだといわれています。
子供は日光に当たってもシミはできませんが、加齢とともにシミができるようになるのはこれが原因です。
一方、エネルギーを消費する激しい運動でも、活性酸素の発生が増加します。