ペプチドの製造方法は2種類あります。
ひとつは、アミノ酸同士の中和作用でつくられるジペプチドで、2つのアミノ酸が結合したものです。
現在日本では、その中のL-リジンL-グルタミン酸塩、L-リジンL- アスパラギン酸塩、L-アルギニンL-グルタミン酸塩の3つのみが食品添加物としての使用が認可されています。
しかし、アスパラギン酸やグルタミン酸は製造コストが高いうえに、運動やトレーニングには有用ではないため、サプリメントとしては使用されていません。
もうひとつの製法として、タンパク質を加水分解する方法があります。
これには原料に応じてホエイタンパクを分解したもの、大豆タンパク、小麦タンパクを分解したものなどがありますが、これらのペプチドはタンパク質を分解したものなので、単一のアミノ酸のみで構成されているわけではありません。
たとえば、グルタミンペプチドはグルタミンだけでペプチドが構成されているのではなく、グルタミンは約30%程度で、残りは別のアミノ酸で構成されています。
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