TOEFL合格を目指す知識と勉強法

TOEFLは主に北米の大学・大学院に留学するための英語力を試す、事実上の標準試験となっているテストです。

TOEFLを攻略するための基礎構築~インプット編~

ファストリスニング(速聴)とは

ファストリスニング(速聴)とは

ファストリスニングをするにあたって使用する教材はあくまでもTOEFLの過去問です。

さらに、そのための再生装置も、再生スピードを速くさえできればCDでも、MP3でも、MDでも、カセットテープでも何でも構いません。

やることは名前通り「速く聴く」ことです。

普段から通常より速い音声に慣れておけば、実際のTOEFLの音声がゆっくりとわかりやすいものに聞こえるわけです。

また、TOEFL対策としては20~30%増しのスピードで行うといいでしょう。

ファストリスニング(速聴)~いつ学習するか~

通勤、通学途中だけで十分です。それだけでも毎日やれば相当なものです。

そして、これには2つの理由があります。

まず第一に、少なくとも平日は毎日確実にその時間が確保されている、ということが挙げられます。

よって、語学学習に欠かせない日々の積み重ねが容易なわけです。

そして、第二の理由としては、自宅にいて手や口が使える時間には、ただ聞いているだけではなく、自らも何かをすることを要する活動(ディクテーション、シャドーイング、リプロダクション、ノートテイキングの4つ)をあてるべきであり、速聴はいわゆる隙間時間だけで十分、という点があるからです。

ファストリスニング(速聴)~何を使用するか~

最低限ディクテーションが終わったTOEFLの過去問を使用します。

また、ファストリスニング用の素材はシャドーイング、リプロダクション、ノートテイキングの場合と同様に内容がよく理解できたものでなければいけません。

その際に使う再生装置ですが、通勤・通学中に聴くとなると、当然携帯できる小型のものということになります。

その意味では現在圧倒的なシェアをもつiPodがお勧めです。

何しろiPodの場合にはiTunes経由で英語圏の大学の講義の配信さえ始まっているのですから。 (さらに…)

ノートテイキングとは

ノートテイキングとは

ノートテイキングとは文字どおりメモ取りの練習をすることです。

しかし、メモが取れるということは、第一に聞き取りができていて、第二に理解についてもあまり労力を要せずできているために、余力をメモ取りに回せるということを指します。

よって、土台となる聞き取り・理解ができない状態でメモ取りなどとうてい不可能なのです。

その意味でiBT(Internet-based Test)におけるメモはあくまでリスニング能力の補助的なものでしかないのです。 (さらに…)

リプロダクションとは

リプロダクションとは

シャドーイングの繰り返しにより、スクリプトと同じことが(できる限りそのまま同じ形で)言えるようになる段階に来たら次のステップに進みます。

それが、同じことを復唱できるようにするリプロダクションです。

リプロダクション~TOEFLの音声をモデルにする~

TOEFLの英語は留学した際に使わなければならない英語そのものです。

また、スピーキング・ライティングセクションがあるiBT(Internet-based Test)の時代となっては、どのセクションの英語であろうが、同じことが話せたり、書けたりすることを目標としなければなりません。

そのための教材として音声が伴うリスニングセクションは最高の素材なのです。 (さらに…)

シャドーイングについて

シャドーイングについて

シャドーイングとは「耳から聞こえてくる音声に遅れないようにできるだけ即座に声に出して繰り返しながらついていく」という学習法です。

内容の理解を伴うために必ずディクテーションの後で、トレーニングの第2段階として行うべきものになります。

シャドーイング~ディクテーション後に現れる効果~

シャドーイングをディクテーションの後で行うことには重要な理由があります。

ディクテーションを1週間でも続ければ、それだけでも違いが感じられるはずですが、今度は「ある程度、音は聞き取れるようにはなったけれど、イマイチまだ意味が頭にスッと入ってこない」という人が出てきます。

これは、認識率は良くなってきたが、まだ意味処理が追いついていない状態なのです。

よって、このためのトレーニングが意味の理解を伴ったうえでのシャドーイングなのです。 (さらに…)

ディクテーションとは

ディクテーションとは

ディクテーションとは、前文書き取りのことをいいます。

脳に対する聞き取り部分の負担を軽減し、内容の理解と記憶に認知資源を最大限割くことができるようにするために、何の苦もなく、すべて聞き取れて、内容が理解できるようにしなければいけません。

TOEFL受験者は、その英語力や理解度にお構いなしに、大学レベルの内容を早口の英語で6分間聞いて理解しろ、という無謀ともいえるテストを受けなければいけません。

まともに聞き取れない人が内容の理解や記憶にまで辿りつけないのは当然のことです。

よって、英語がスマートに頭に入ってくるように、このディクテーションを経て、まずはリスニングの土台を固めてください。

ディクテーション~ただ聞き流しても効果はなし~

聞き流すだけで英語が習得できるという学習法があります。

しかし、確かに聞くことは母語も含めてあらゆる言語習得の基礎ではありますが、聞くだけでは決して話したり書いたりできるようにはなりません。

さらに、TOEFLのリスニングは、ただ聞き流すだけの教材としては最高に不適切です。 (さらに…)

リスニング対策として

リスニング対策として

スピーキングセクションが存在しなかったPBT(Paper-based Test)やCBT(Computer-based Tast)においては、受験者の中で最も大きな差が開くのはリスニングセクションでした。

一方、iBT(Internet-based Test)においてリスニングは、独立したセクションとして全体の4分の1を占めるだけでなく、スピーキングセクションの6分の4、ライティングセクションの2分の1のTaskにおいても必要となっています。

つまり、iBTの全問題中で、リスニングが関わる部分は全体の半分を上回る約54%を占めているのです。

したがって、4技能のうち、iBTのスコアを最も大きく左右するのはリスニング能力であるといえます。

では、その最も重要なリスニング能力を伸ばすには、どうしたらいいでしょう。

問題はその質です。質の問題は、素材(教材)と方法の2つに大別されます。

それに加えて3番目に量の問題があります。 (さらに…)

辞書の選び方

辞書の選び方

ひと口に「辞書」といっても、最近では紙の辞書か電子辞書かという選択肢があります。

それぞれ一長一短ではありますが、近い将来留学する人の場合は、携帯しやすい電子辞書のほうがよいと思います。

単に携帯しやすいというだけでなく、電子辞書には紙の辞書では決してマネのできない数々の機能があります。

また、より重要なのは電子辞書の中身、つまり収録されている辞書です。

まず、最も使用頻度の高い英和辞書ですが、TOEFLの勉強をする人は、「語法の説明や例文が豊富な学習用辞書」「収録語彙が豊富な大学生・社会人向けの辞書」の両方が収録されているものを選んでください。

和英辞典について

スピーキング、ライティングの勉強や留学中にペーパーを書く際に重要となる和英辞典ですが、特に「新和英大辞典」が収録されている電子辞書がお勧めです。

なんといっても最大の和英辞典なので、収録されている語彙、例文ともにほかの辞書とは雲泥の差があります。

昔とは比較にならない分量の辞書や百科辞典がたった300gほどの電子辞書の中に入っているのですから、これを最大限活用して道具に見合った英語力をつけるべきです。 (さらに…)

4つの分野

4つの分野

各学問分野特有のボキャブラリーですが、皆さんはTOEFLで出題される学問分野にどのようなものがあるかご存知ですか?

これについては大まかに4つの分野に分けられます。

  1. Arts(人文科学)
  2. Life Sciences(生命科学)
  3. Physical Sciences(生命科学以外の自然科学)
  4. Social Sciences(社会科学)

特に文人は普段理系の文献などに目を通すことが少ないので、意識して触れておくようにしましょう。

確かにETS(テスト開発機関)は「専門的な知識は必要ない」といっていますが、必要最低限の背景知識がないと特定のパッセージの問題で、多くの問題を間違えてしまう可能性が高くなってしまいます。

背景知識がカギ

背景知識がある程度ないと、問題に対してまったく話が見えてこないため、解答や解説を見ても、まったく腑に落ちないといった、困った状況になることがあります。 (さらに…)

電子辞書は必ず用意

電子辞書は必ず用意

選択肢になっている単語についてはパッセージ中には出ていないので、例文が欲しい場合には、例文が豊富な良い辞書を一度引いてみる必要があります。

ちなみに、電子辞書を使えば、辞書を引くのもそれほど大変なことではないはずです。

単語集選びについて

最短距離でボキャブラリーを強化したい場合には、単語集に頼ることになりますが、その場合お薦める選択の基準は「同義語がたくさん載っているもの」です。

理由は2つあり、ひとつめはリーディングセクションのボキャブラリー問題はまさにその同義語が問われるからです。

ふたつめは、単語とその同義語(あるいは反意語)をセットで覚えていけば、単語そのものだけを覚えるよりも何倍も速くボキャブラリーの力をつけられるからです。 (さらに…)

本当の違い

本当の違い

スコアが上がる人と上がらない人の最大の違いはボキャブラリーです。

ここでもう一度、ボキャブラリーを見直してみましょう。

ボキャブラリーで土台作り

当然のこととして、TOEFLにはボキャブラリーが関係しないセクションは存在しません。

そして、そのボキャブラリーは、TOEFL初心者にも容赦のないハイレベルなものです。

ETS(テスト開発機関)の作成するTOEFLやTOEICは、英語力に天と地ほどの差のある受験者に対して同一の試験を行い、スコアで各受験者の到達度を示す仕組みになっています。 (さらに…)