TOEFL合格を目指す知識と勉強法

TOEFLは主に北米の大学・大学院に留学するための英語力を試す、事実上の標準試験となっているテストです。

iBT

ライティング対策

ライティング対策

独立型タスクのほうが統合型に比べると独学しやすい、という原則はスピーキングだけでなく、ライティングにも当てはまります。

CBT(Computer-based Tast)においては当然のことながら独立型のタスクしか存在せず、しかも公表されている185個のトピックの中から出題されることになっていたため、いわばその指定された試験範囲の準備をしてきたかどうかが勝負の分かれ目でした。

実際練習で完璧なエッセーを仕上げたトピックが出題されて、見事満点という人も少なからずいたのです。

iBT(Internet-based Test)になり、少なくとも統合型タスクのほうは事前に試験範囲が指定されているような形式はありえなくなりましたが、独立型タスクのほうは基本的にはCBTのライティングと同様です。 (さらに…)

独立型問題について

独立型問題について

独立型問題ですが、これは残念ながらiBT(Internet-based Test)のスピーキングの問題としてETS(テスト開発機関)から発表されている問題は非常に限られています。

しかし、まさにそのETSによるよく似た問題が存在するのです。

それはCBT(Computer-based Tast)の時代から公表されている185題のライティングのトピックです。

iBTになってこのトピックは総入れ替えされたといわれていますが、ETS曰く、「非常によく似た課題が出題」されることには変わりありません。

実際にほぼ同じというような問題がスピーキングで出題されていました。

つまり、これがライティングだけでなく、スピーキングの練習にも使えるのです。

ただし、185題すべてがスピーキングのTaskによく似ているわけではありません。 (さらに…)

ほかのテストと違うポイント

ほかのテストと違うポイント

TOEFL iBT(Internet-based Test)のスピーキング・ライティングセクションの特徴としては次のような点が挙げられます。

選択肢は存在せず、スピーキングで最低45秒、ライティングで20分(150語以上)を用いて説明する自由回答式のものであること。

また、「話す・書く」以前に「読む・聞く」ができていることが前提となってしまう統合型の問題が含まれる点です。

そのテスト結果として、ETS(テスト開発機関)が公表している2005~2006年度のデータでは日本人受験者のスピーキングの平均点は30点満点中15点で、データが公表された147カ国中最低を記録していました。 (さらに…)

リプロダクションとは

リプロダクションとは

シャドーイングの繰り返しにより、スクリプトと同じことが(できる限りそのまま同じ形で)言えるようになる段階に来たら次のステップに進みます。

それが、同じことを復唱できるようにするリプロダクションです。

リプロダクション~TOEFLの音声をモデルにする~

TOEFLの英語は留学した際に使わなければならない英語そのものです。

また、スピーキング・ライティングセクションがあるiBT(Internet-based Test)の時代となっては、どのセクションの英語であろうが、同じことが話せたり、書けたりすることを目標としなければなりません。

そのための教材として音声が伴うリスニングセクションは最高の素材なのです。 (さらに…)

リスニング対策として

リスニング対策として

スピーキングセクションが存在しなかったPBT(Paper-based Test)やCBT(Computer-based Tast)においては、受験者の中で最も大きな差が開くのはリスニングセクションでした。

一方、iBT(Internet-based Test)においてリスニングは、独立したセクションとして全体の4分の1を占めるだけでなく、スピーキングセクションの6分の4、ライティングセクションの2分の1のTaskにおいても必要となっています。

つまり、iBTの全問題中で、リスニングが関わる部分は全体の半分を上回る約54%を占めているのです。

したがって、4技能のうち、iBTのスコアを最も大きく左右するのはリスニング能力であるといえます。

では、その最も重要なリスニング能力を伸ばすには、どうしたらいいでしょう。

問題はその質です。質の問題は、素材(教材)と方法の2つに大別されます。

それに加えて3番目に量の問題があります。 (さらに…)

ライティングセクション

ライティングセクション

2種類の問題形式

ライティングセクションは、「読む」→「聞く」→「書く」の順で、読んで聞いた内容を要約するIntegrated Taskと、身近な話題について自分の意見をまとめるIndependent Taskに分かれます。

Integrated Tsskでは、まず230~300語程度のアカデミックな内容のパッセージを3分で読み、次にそのテーマに関する約2分の講義を聞きます。

そして、最後に読んだものと聞いたものを関連付けながら、講義の内容を要約して150~225語で書くという課題です。

書く際にはコンピューターの画面の左側にリーディングのパッセージが表示されているので、繰り返し参照することが可能です。

なお、CBT(Computer-based Tast)の時代には、手書きとタイピングの選択ができましたが、iBT(Internet-based Test)では手書きの選択肢はなくなりました。

また、タイピングの速さも得点を左右しかねないので、苦手な人は人並み程度を目指して普段から練習することが必要です。

ただし、大事なのはやはり中身なので、特別にタイピングが速い必要はありません。

特にIntegrated Tsskは150~225語という目安が示されており、それほど長いものではありません。

もちろんそれ以上長く書くことも可能ですが、あくまでも読んだ内容、聞いた内容の要約を問う問題なので、自分の意見など混ざらないように気をつけてください。

反対にIndependent Taskは、CBTのライティングと同様の形式で、ごく身近な一般的な内容のことが質問され、自分の考えをまとめて書きます。

なお、CBTにおいては長さの目安は発表されていなかったのですが、iBTになって「500語以上」書くことが望ましいという基準が示されました。

ライティングの練習をする際には、必ずワープロソフトのワードカウントの機能を使って語数を数えるようにしましょう。

また、このライティングセクションでも、メモを取ることが認められています。

メモは特にIntegrated Tsskのリスニングの際に必要です。 (さらに…)

スピーキングセクション

スピーキングセクション

スピーキングはTOEFL iBTで新設されたセクションです。

問題のタイプは与えられた一般的なテーマについて、自分の知識や経験をもとに話すIndependent Task(独立型)と、「読む」→「聞く」→「話す」、あるいは、「聞く」→「話す」の順で、聞き取った内容を要約して話すIntegrated Task(統合型)に分かれます。

Independent Taskは2題、「読む」→「聞く」→「話す」のIntegrated Taskが2題、「聞く」→「話す」のIntegrated Taskが2題の計6題になります。

解答の際にはリスニングセクション、ライティングセクションでも使用するヘッドセット(マイクつきヘッドホン)のマイクを通して録音します。

画面上に経過時間が表示されるので、制限時間いっぱいにまとめて解答していきます。

ヘッドセットを使用

このスピーキングセクションでは自分の声を録音するので、実際のテストに入る前にヘッドセット(マイクつきのヘッドホン)を着用した上で、自分の声を録音してきちんとコンピューターに接続されているかどうかを確認します。

“Describe the city you live in”という支持の後で発信音が鳴るので、OKが出るまで何でもいいので話します。

こうして録音の用意ができたら、最初の問題はIndependent Task(独立型)の方で、一般的なテーマについて、自分の持っている知識や経験をもとに具体例を交えて話します。

解答は、話の内容をまとめる準備時間が15秒設けられており、解答時間は45秒です。

なお、Independent Taskの第1問は”Choose a place…”などのように「○○を1つ選んで説明しなさい」というものです。

一方、第2問は二者択一の問題で、質問の定型は”Some….,Others…..Which….do you think is better….?”であり、「○○と○○ではどちらが良いと思いますか?その意見とその理由を説明しなさい」というようなものです。

以上2問とも、CBT(Computer-based Tast)のライティングやiBT(Internet-based Test)のライティングのIndependent Taskのトピックと非常に良く似たものです。 (さらに…)

リーディングセクション

リーディングセクション

さまざまな分野に対応できるように準備

リーディングセクションはアカデミックな内容の3または5題のパッセージに関する読解問題です。

iBT(Internet-based Test)の4セクションの中で、PBT(Paper-based Test)やCBT(Computer-based Tast)からの変化が最も小さかったセクションといえます。

パッセージの内容は大学で使用するテキストに出てくるようなものになります。

考古学、文化人類学、アメリカ史、芸術といった文系の内容のものだけでなく、地質学、天文学、建築学、生物学など、理系のものも含まれます。

テストの進め方としては、はじめに700語前後のパッセージ全文が現れ、次に設問への解答画面に進むようになっています。

画面左側に設問と選択肢が表示され、画面右側にパッセージが表示されます。

そして、設問の解答選択肢の左にある「NEXT」ボタンをクリックして次の問題に進んでいくというやり方になります。 (さらに…)

大変だけど、メリットはたくさん

大変だけど、メリットはたくさん

TOEFLの受験は4時間以上かかり、相当な集中力が要求される過酷な試験です。

現行のiBT(Internet-based Test)の場合、リーディング(Reading)、リスニング(Listening)、スピーキング(Speaking)、ライティング(Writing)の4セクションがあるので、テストのための勉強をすることを通じて、読む、聞く、話す、書くという4技能すべてを伸ばして、真の英語力をつけることができる理想的なテストだといえます。

確かにスピーキングがなかった従来のテストよりも受験者の準備は大変になりますが、留学するためにはいずれ必要になる能力です。

テスト対策がそのまま留学準備に繋がるのは、ありがたいことでもあります。 (さらに…)